ここ「にこに」のある平田地域は、海あり、山あり、川あり、田んぼあり。そして、日本で七番目に大きい宍道湖もある、自然豊かなところです。
北に少し車を走らせると日本海が広がり、海に面した浦々には集落があります。
それらの浦々が点在するのが島根半島。
西端に位置する日御碕・出雲大社(出雲市)から東端に位置する美保関(松江市)をつなぐ東西約65km。
標高200~500mの山々からなる北山山系の山裾が日本海へと下り、入り組んだ海岸線の入江には、古くから「出雲四十二浦」と称されてきた風光明美な四十二の浦々が点在しています。
(平田地域は島根半島の西寄りに位置しています)
目次
島根半島四十二浦巡り
島根半島にある四十二浦には、それぞれに神を祀る社があります。
「四十二浦巡り」とは、四十二の浦々や氏神を巡拝し、汐水を汲み、その汐水を神仏に奉納するものです。
古くは、出雲神話にちなんで、海水で心身を清めて浦々の神社を巡拝し、また「目のお薬師さん」として知られる一畑薬師へ眼病平癒などを祈願するため、そのほかにも、家内安全や故人の冥福を祈るなど、いろいろな信仰のために巡拝されていたようです。
そして近年、「四十二浦巡り」の研究が進み、魅力が再発見されつつあります。
時には日常を離れ、浦々を巡って自然に触れ、神仏に出会い、自分を見つめてみるのもいいですよね。きっと、何か新しい発見があるのではないでしょうか。
「島根半島四十二浦巡り再発見研究会」HPはこちら
十六島(うっぷるい)の夕日
平田地域にある四十二浦のひとつ「十六島」(うっぷるい。とはなかなか読めませんよね)へ夕日を見に行ってきました。
近隣の夕日スポットとして有名なのは、出雲大社にほど近い「稲佐の浜」や「日御碕」ですが、負けてはいませんよ。
空を赤く染め、水面に映る夕日はとてもきれいです。
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