山陰豪雨のあとに、やっとのぞいた青空

7月6日の夜から山陰地方を襲った豪雨。被害の様子が全国版で放映され、心配の声もたくさんいただきました。

ここ出雲市の平田地域でも、あちこちで川が氾濫し、道路が冠水して通行止めになり、川沿いの家屋では床上・床下浸水し、線路が曲がって電車は運休し、川の堤防が一部決壊するなど、相当大きな被害がでました。

4日ぶりくらいに雨があがって、夕方外へ出てみると、きれいな雲のすき間から青空と夕日がのぞいていて、なんだか気分が明るくなりました。

雨雲も激しい雨も、おんなじ空から作り出されるけど。。やっぱり青空の方がいいですね!

まだまだ後片付けが大変なお宅や、復旧が必要な場所がたくさんあると思いますが、どうかご安全に・・

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自然災害を「自分事」として考える

その豪雨、夜中の激しい雨音でよく眠れなかった翌朝。外へ出てみると、家の前の川は堤防ぎりぎりまで増水していました。

数十メートル先の道路も冠水していて、車は水の中をそろりそろりと走行していましたが、その先は通行できない状態に・・

これ以上降り続いたら..と思うととても怖かったです。

今や、日本のどこで、いつどんな自然災害が起こるかわからない時代になってしまいました。

「自分ごと」として考える事の大切さを、今更ながらに感じ、肝に銘じたいと思います。

はじめての「避難指示」。備えあれば憂いなし

7月7日の午前、市の防災情報やテレビで、私たちにも「避難指示」が出ていることを知りました。あまり危険の実感はなかったのですが、このまま家にいて危なくないのか、自分の命を守るために避難すべきか、初めて本気で考えました。

でも、すぐに避難ができる備えをしていなかったため、何を持って行ったらいいのかあたふたして。。。

幸いにも雨が少し落ち着き、避難はしなくて済みましたが、今まで大きな災害も起きなかったので、そんな災害の少ない地域に住んでいることを「ありがたい」と思いながら、「たぶん大丈夫」という油断もあって、しっかり備えをしてこなかったことを、ただただ反省させられました。

「備えあれば憂いなし」を痛感しました。

身を守るための「避難」。でも、長時間になるとつらい!

近くに住む友人親子は、市が定めた避難場所にいち早く避難したそうです。

その迅速な行動が、まさに大切な命を守ることになるんだと感心しました。

あとで避難の様子を聞いてみると、「何もすることがなく、他の人と同じ空間に長時間いることは苦痛だった。だから早めに家に戻った」とのこと。

避難を経験して初めて、避難生活で心身に不調をきたす人が多いということがわかった、とのことでした。貴重な経験をされたと思います。

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